残念ながら、遺伝性疾患である
角膜ジストロフィーの発症が、この7月にみつかったピヨ(
☆)
効果的な治療法がない中、一縷の望みで目薬を差し続けてきましたが、状況は変わりません。
二度目に目薬をまとめてもらいに行ったときに、先生に目薬の成分を聞いたら、“角膜を保護する働きのものと、抗生物質”と教えられ、治る可能性がないかもしれないのに、ずっと抗生物質を片目だけにさし続けることに正直疑問を持ちつつありました。
先日、シャンプーに連れて行った際、「帰りに目のことで相談があると先生にお伝えください」と看護師さんに伝言をお願いし、お迎えに…。
心の中には、「治る可能性が極めて低いなら、薬を使い続けたくない」と言う用意がありました。
こっちが言い出す前に先生。「ちょっとこれ見て」と分厚い資料を診療台の上に。
「先月の学会の資料だから、かなり新しい情報、シュナなんだけど…」

レポートのタイトルは、
『犬の角膜ジストロフィーに対する低脂肪食の治療効果についての回顧的検討』…!!
その中で先生が指差して読んでくれたのが
「犬14頭26眼のうち19眼について、低脂肪食で、ジストロフィーの混濁領域が縮小し、密度が低下。進行を遅らせるだけでなく改善できる可能性がある、と」予想外の展開で咄嗟に言葉が出ない私に
「26のうち19って、けっこうな確率で治ってるみたいだから、食事療法にしてみましょうか?」
さらに、多くのワンちゃんのジストロフィーが治ったまたは小さくなった実績のでたフードは…
「i/d lowfat、ロイヤルカナン消化器サポート低脂肪」、同様の働きで
ドクターズケア ストマックケアは美味しさと800gがあることで犬と飼い主さんから評判がいいと具体的に教えてくださいました。
手づくり食も入っていたので、私は手づくり食で頑張りたいと相談したのですが、ピヨの先生はもともと手づくり食には消極的。
今は週末だけだから目を瞑ってもらっていますが、基本はバランスのとれた市販フード推奨です。
「手づくりは喜ぶかもしれないけど、毛がパサパサになったり、必要なミネラルが不足するので…」そうですね。私の場合は毎回毎回本に載っているバランスのとれたレシピで作れているわけでない素人の自己満足だし…せっかく角膜ジストロフィー治療に光明が見えてきたところ…ここは全面的に先生の言う事に従うことに決定です。


効果があると言われたドライフードのサンプルと、ドライをどうしても食べない時用の低脂肪ウエットフードを用意してくれました。
この中から食いつきやウンチの状態を観察して選んで、徐々に今のフードと切り替えていく予定です。

目薬は、特にこれからの季節は、角膜保護のものはさし続けた方がいいとのことで、これに変更。1日何回というノルマはなく、乾燥のひどいとき、目ヤニなど気になるときだけでいいそうです。
ピヨの先生は若くて勉強熱心で頼りになるし…その分厚い資料の中で、「これはピヨちゃん家に教えてあげないと」と覚えていてくれたんだな〜と思うと胸が熱くなりました。

ピヨ…おめめ、治るかもしれないよ!?いや、ぜったいに治してあげるから!!
<緊急で友人からまわってきました。拡散歓迎します。>

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posted by ゆーゆー(ピヨの育てのおかあさん) at 12:16|
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